医療型短期入所を利用中の医療的ケア児とその家族にとって「遊び・学び」がどのように影響しているのか、その研究結果が公開されました!
これは、もみじの家など全国各地の医療型短期入所事業所で、1年かけて行われた調査の成果です。
この分野は先行研究が少なく、今までにない多くのチャレンジがありましたが、希少疾患や難病の分野を専門に活動を続けるNPO法人「ASrid(アスリッド)」の全面協力をいただき、ついにこれまでにないエビデンスを導くことができました。
調査からは、以下のことが明らかになりました。
・短期入所を利用することで、親が評価した医療的ケア児のQOLが上昇し、自己肯定感が増す
・短期入所を利用中の遊び・学び活動の充実は、親が評価した医療的ケア児のQOLの上昇に寄与する
●調査研究結果の速報版
●調査研究結果の報告書
今回の調査結果が、医療的ケアの必要な子が短期入所施設でも力いっぱい遊べるよう、そして保護者が安心して子どもを施設に預けられるよう、医療型短期入所施設における「遊び・学び」の重要性が周知され、その活動を支える公的制度の充実につながることを期待しています。
本調査研究にご協力いただきましたすべての皆様に、厚く御礼申し上げます。